インパクトホールディングスがMBOで株式を非公開化することを発表。ベインキャピタルと組んでTOBを行い、福井康夫社長らの所有分を除く約82%の株式取得を目指す。買付代金は最大272億4000万円。TOBが成立すれば、東証グロース市場への上場が廃止となる。インパクトHDはフィールドマーケティング事業を主力とするが、市場環境の変化に対応するために非公開化を決定した。M&Aアドバイザーとしては、インパクトHDが競争力を維持するためには、機動的な経営体制が必要であり、今回のMBOはそのための戦略的な決断であると考えられる。